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緑内障 |
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緑内障は成人25人に1人というたいへん多い疾患でありながら、自覚症状がほとんどないため、発見が遅れがちです。 緑内障はまず視神経線維層の菲薄から始まって、網膜感度の低下、視野欠損が不可逆的に進行する疾患です。 当院は平成22年に光干渉断層計(OCT)を導入しました。緑内障の極初期の網膜視神経線維層の脱落菲薄を検出し、早期発見が可能になりました。OCT画像は患者さんにも理解しやすいため、緑内障の重症度、進行度を患者様にも目に見える形で説明解説しています。 緑内障の治療経過進行有無の観察には眼圧、視野検査とともに、光干渉断層計が威力を発揮しています。 |
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40歳をすぎたら、毎年検診を受けましょう。早期発見、早期治療ができれば、決して怖い病気ではありません。緑内障と診断された方は、自覚症状がないのが特徴なので、自己判断で通院を中断せず、根気よく治療を続けてください。 |
閉塞隅角緑内障 |
遠視の中高年女性に多く、治療の第一選択はレーザー虹彩光凝固術です。虹彩の根元に穴を開け、房水の流れをよくします。早期発見できれば、根治できます。 |
開放隅角緑内障 |
治療の第一選択は降圧剤の点眼療法です。充分な眼圧降下が得られない場合、レーザー隅角光凝固術を行います。
さらに眼圧コントロールが得られない症例は大学病院に手術を依頼致します。 |
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緑内障の好発年齢の患者には早期発見に努めます。緑内障診療において、目標眼圧に達成できるよう眼圧管理の徹底、および視野と光干渉断層計(OCT)による検査で経過観察を行います。 |
白内障 |
高齢化社会の到来といわれていますが、白内障は目の水晶体に現れている加齢現象です。近年の手術顕微鏡、手術器具の著しい進歩のお蔭で、眼内レンズ挿入が当たり前になり、数分間で濁った瞳が美しく生まれ変わります。白内障手術もどんどん進化していて、現在は乱視用眼内レンズ、遠近両用眼内レンズも選択できるようになりました。 |
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精巧で最高レベルの手術は名医に紹介するに限ると思っております。現在手術室の整備ができていないため、周辺の名医に紹介し手術を依頼しています。術後早期より当院に戻って、経過観察を行っているケースがほとんどです。
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